口腔外科部長の小見山祥吉です。
去る2018年8月15日、誠敬会クリニック横浜にて、スピード矯正PAOOのオペ見学会に参加しました。従来の成人矯正は、2~3年程度の歯の移動期間(動的治療期間といいます)が必要でした。PAOOという新しい矯正方法では、6~8ヶ月という、極めて短期間で歯の移動が終了します。しかも、部分矯正では3ヶ月程度で行えます。

術式は、歯周病の再生治療を応用し、健康な歯槽骨に対して再生療法とコルチコトミー(骨に溝を入れる)をすることで、従来の治療期間の約1/6、歯の移動量は4~5倍、また通常の成人矯正でよく見られる歯根吸収や移動の痛みが殆ど無く、また矯正後の後戻りも殆ど無いことが大きな特徴です。
神経や血管の無いところを処置するので、従来の方法に比べ、非常に安全な方法です。

このような方に最適です。
•結婚や就職など、目前に迫った人生の節目に合わせ矯正をしたい方
•矯正はやりたいが、長期期間通える自信がない方
•矯正に伴う痛みや苦痛の期間を短縮したい方

浅川歯科