歯周病インプラントPerio & Implant

歯周病治療

初期は症状のない「歯周病」

初期は症状のない「歯周病」

むし歯のように歯が激しく痛む、というような顕著な症状がほとんど出ないのが、歯周病の怖いところ。歯周病菌の塊であるプラーク(歯垢)が歯石の原因となり、痛みもなく静かに進行するので、多くの人は放置しがちです。 しかし、歯に歯石がついていたら、すでに歯周病になっている証拠ともいえます。そして、朝起きたとき口の中がネバつく、歯みがきの際、どこからか血が出る。こんな症状はもう初期ではなく中期症状です。さらに、気がついたときには症状はかなり進んでいて、骨にまでダメージが至り、抜歯しないといけない(歯槽膿漏などの進行した際の症状)という状況に至ることも。だから、出血を含む歯ぐきの不調、歯がぐらつくなどの自覚症状で来院された時点ですでに想像以上の大がかりな治療が必要になる場合もあります。  そんな歯周病には、早期発見、早期治療が一番。それには、日々の「正しいブラッシング」という地道なケアが必須で、そのほかの愁訴がある場合には、治療の順番なども十分に考慮しなければなりません。

歯周病の早期発見は「健診」です

歯周病の早期発見は「健診」です

明らかな症状のない早期歯周病が見つかる大きなチャンスが、いわゆる「健診」です。勤務先や自治体による健康診断の一環として「歯科健診」を受診すると、患者さま本人に自覚のない、初期の歯周病が見つかる確率が高いといわれています。 早期に見つかれば、当然、早期治療を受けることができ、治療も大がかりにならなくて済みます。歯周病を自分で早期に自覚するのは困難ですが、歯科医なら口腔内の状態を診て、適切なアドバイスをすることが可能です。

歯周病と他の治療のかねあい

歯周病の治療は、内容によっては地道なものになり、時間も費用もかかります。そこで、もし歯周病に起因するのではない痛みなどの症状があれば、それを先に治療するという対策を講じます。

まず、ちゃんと噛める状態になり、口腔内の状態が本来の状態になってから歯周病の治療を開始しないと、歯に被せ物をしたり、入れ歯を作ったりしても、歯周病が再発し、骨にまで影響を及ぼせば、従前の治療が台無しになる可能性もあるからです。

歯周病の治療は、専用の器具によるスケーリングと呼ばれる歯垢・歯石除去にはじまり、顎の骨の修復まで、患者さまの口腔内の状態に応じて実に幅広いのですが、お口がいわゆる「0(ゼロ)」の状態、さらにプラスになるまで、個々のケースに即した治療を実施します。

歯周病対策、すべては正しいブラッシングから

歯周病対策、すべては正しいブラッシングから

痛みの治療の結果、問題が解決しても、そこから予防態勢がはじまります。 そのとき一番大事なのが、「正しいブラッシングを自宅で行うこと」。つまり、歯周病の基本的な対策を毎日、地道に行うことが、結局、悪化を防ぐ近道なのです。医師や衛生士が的確な方法を教えます。あとは患者さまご本人の努力次第です。詳しくは、「予防治療」の項目を参照してください。

ペリオウェーブ(歯周病PDT治療)

ペリオウェーブ(歯周病PDT治療)

ペリオウェーブとは、ほとんど痛みがなく高い効果が期待できる歯周病の治療です。 光を当てて殺菌し、同時に身体にもやさしい歯周病原因菌殺菌療法です。 現在では早期の肺がん、加齢黄斑変性症、ニキビ、などに臨床応用されています。 歯科ではメチレンブルーを主成分とした「バイオジェル」という液で細菌を染色し、無熱の赤色光と化学反応させる事で活性酸素を発生させ細菌を死滅させます。 インプラント周囲炎に対しても効果的で、現在世界が注目している光殺菌技術です。 当院ではこれを「ペリオウェーブ」という非熱発振レーザーシステムで行っています。 そしてペリオウェーブと3DSシステムを併用することにより歯周外科手術無しでも歯周病を改善することができます。

歯周病と診断されてしまった方へ

歯周病と診断されてしまった方へ

当院では、問診からはじまり、徹底した口腔内診査、歯周病菌DNA検査、位相差顕微鏡での感染微生物の 観察を行い、その結果から原因除去療法(徹底的なデブライドメント)や抗菌療法、歯周組織の環境整備(各種歯周外科手術・機能回復)などの治療に進んでいきます。 そして改善された方は、ペリオウェーブや3DSを定期的に行うことによって、安定した口腔状態を保つことができます。

内容

歯周病菌DNA検査、歯周病専門治療

金額

250,000円(税込)

副作用・リスク

効果は個人差によります。効果は永久的なものでは御座いません。

インプラント

インプラント

インプラント

失った歯を補てんする画期的な治療法としてインプラントが注目されていますが、これも患者さまの口腔内の状況に応じて、適した治療法かどうかはケースバイケース。インプラント担当ドクターが状況に応じて判断し、施術を行います。詳しくは、お問い合わせください。 当院では外科室を増設し、完全滅菌室にて外科処置(歯周外科処置・インプラント・外来小手術等)が可能になりました。 *極度に緊張される方や、歯医者が怖い、不安だと思う方、インプラントや歯周外科、難しい抜歯など大掛かりな治療を受ける方には、筋肉内鎮静法という安全な鎮静法で、楽に治療を受けて頂くこともできます。 インプラントでは、従来の既存骨に単純にボディを埋入できれば簡単ですが、患者さまの骨の状態や、生理的構造により、種々の手法を併用しないと無理な事も多々あります。

治療内容

チタン製のインプラント(人工歯根)をあごの骨に埋め込み、そこに人工の歯冠を固定し、失った歯を補う治療法です。

費用(自費)

CT撮影:16,500円

歯周病(DNA)検査:44,000円

埋入手術(1本):275,000円

上物1本:132,000円

治療期間

お口の状態によりますが、一般的に半年から1年前後の治療期間となります。

副作用・リスク

CT(3Dレントゲン画像)により、治療をより安全・確実に

CT(3Dレントゲン画像)により、治療をより安全・確実に

一般のレントゲンで撮影をした場合、神経や血管、骨の厚さまで正確に確認することは出来ません。歯科用CTを用いると3次元の立体画像で撮影が可能になる為、骨の状態、神経、血管、歯根の状態など、正確に診断をすることが出来ます。 手術の際は、診断した結果をもとに治療を行いますので、より精度高く、安全にインプラント治療・親知らずの抜歯・歯根嚢胞手術・歯周外科手術などを受けて頂けます。

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