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口腔外科部長(理事長)の小見山祥吉です。
 この度当院では、ナノサイズの気泡による治療水を大量に生成する水道元栓接続が可能なノズル「ウルトラファインバブル(UFB DUAL)」を設置し、院内のパイプライン・ユニットチューブ・消毒室・トイレ・洗面台・技工室等、全ての給排水管が浄化できるようになりました。「ウルトラファインバブル」とは、1㎛未満というケタ外れに小さく目に見えない大きさの気泡が、これまでアプローチできなかった細かな隙間に入り込み、細菌などの汚れ物質を浮き上がらせ、剝離して水流によって押し流します。また、この気泡はマイナスに帯電しており、細菌などを吸着することも知られています。UFB DUALでは1㏄あたり5,000万個以上のウルトラファインバブルが生成されており、これがユニットチューブを流れることで、細菌などの汚れ物質をチューブ内壁から剝離する。そして、無数に存在する気泡がチューブ内壁をコーティングすることで細菌の再付着を防ぎます。また、このウルトラファインバブルは長期間消えないことも知られており、数ヵ月から1年間は水の中に存在することができます。したがって、夜間や休診日などで水が動かない環境にあっても、ユニット内は常にウルトラファインバブル水で満たされ、バイオフィルムが形成されにくい環境を作ることができます。
 治療水汚染という問題に対しては、多くの歯科医院ではその対策として治療開始前のフラッシング・さらに先進的な取り組みを行う歯科医院ではフッ素コートが施されたチューブを使用する・消毒のための薬剤によるチューブの洗浄を行う・次亜塩素酸水を電解によって生成してそれを治療水として使うなどの対策が行われているが、薬剤や機能水を使用することで金属パーツの腐蝕が起こったり、機器のメインテナンスに手間がかかるなどの課題を抱えながらの対応でありました。また従来の浄化装置は、ユニットだけの取り付けの為、院内全体の給排水の浄化はできませんでした。
 この「ウルトラファインバブル」は、化学薬品などを使用しない水と空気だけの洗浄であるため、人体への影響はもちろんのこと接続部分に使用するパッキンやその他の金属パーツが腐蝕する心配がなく、チューブの劣化を早めることもありません。また、ユニットの給排水管の洗浄効果だけでなく、患者様の口腔内の洗浄にも効果が期待でき、歯科治療の基本となる「清潔な水による治療」を実現するツールです。

投稿者 浅川歯科

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