新頭鍼療法(PAPT) 新頭鍼療法(Parietal Acupoint Therapy)・PAPTPAPT療法は頭に(頭皮)鍼をさすことで治療します。鍼灸治療との違いは経絡・経穴に治療を施すのではなく、頸部の触診(Y-Point)でどの臓器に問題があるか見つけ、頭部に並んだポイント(脳幹から足まで並んだ点)と耳前部と側頭部にある各臓器のポイントを指で見つけて鍼治療を行います。■治療点①Y-point ➁脳点 ③感覚点 ④P-point
➀Y-point 両側頭部にある12の点(Y点)は全身に存在する経路が集約されたものであり、首診により障害部位を確認した上で実施する。■Y-Pointの適応症あらゆる内臓器官の機能不全、また運動性・機能障害さらには心理的障害にも用いることができる。
➁脳点 ■脳点の適応症@全ての運動神経障害 @めまい@片麻痺・対麻痺 @視力障害、耳鳴り、失語症@片頭痛・三叉神経痛 @痴呆症・アルツハイマー病@パーキンソン症候群 @てんかん@多発性硬化症 @不眠症@内分泌障害 @うつ病・精神傷害 等
③感覚点 ■感覚点の適応症1、眼〇弱視、視力障害 〇結膜炎 〇斜視 〇流涙症 〇外傷後、術後疼痛〇ドライアイ 〇花粉症 〇飛蚊症 〇眼瞼痙攣2、鼻〇アレルギー症状 〇鼻炎 〇副鼻腔炎 〇鼻閉 〇外傷後、術後疼痛 〇花粉症3、口〇口腔疾患 〇口内炎 〇口唇ヘルペス 〇歯痛 〇抜歯後の疼痛 〇失語症〇口腔乾燥症 〇口角炎 〇口唇麻痺4、舌〇舌痛症 〇舌麻痺 〇味覚障害5、耳 〇外耳炎 〇耳鳴り 〇外傷後、術後疼痛 〇突発性難聴6、TMJ(顎関節) 〇顎関節症 〇開口障害 〇下顎脱臼整復後7、喉頭・咽喉〇嚥下障害 〇嘔吐反射 〇咽喉痛